2014年6月30日月曜日

配偶者控除見直しは違う方向で考えて欲しい

元ネタはこれ

首相肝いりの「配偶者控除」が見送られたワケ


女性の社会進出を促進するために、配偶者控除をなくす、削減するという法案が今回は見送られたという話。

議論の結果、配偶者控除をなくしたらうまく行くという話でもなさそうだから止めるという事ですが、そもそも論点がずれているというか、前時代的な考えに基づいているなと感じました。


女性の社会進出を促したい理由って、病院勤務者が減っていて労働が過酷になっている事とか、労働者を増やして社会保険の増収をしたいとか、子供の預かり市場を広げて雇用を創出したいとか、まぁつまり人が減るなら働いていない人を働かせれば良いという、言わば少子化対策なんだと思うんです。


でも、結局しばらくリタイアしていた女性が社会に出たところで、いきなり一線でやっていた頃と同じ収入を得られるわけじゃありませんし、労働過多になる事によって、今まで普通に働いていた人も買いたたかれるようになると思います。

喜ぶのは質が高くて安い労働力をたくさん使えるようになる経営者だけ。

これじゃあ、ますます貧富の差が開いて、より一層社会が不安定になるばかり。

しかも、子供も育てにくくなりますから少子化も拍車がかかる…。


今の日本を牛耳っているじーさん達はそれで良いのかもしれませんけどね。

我々の世代は労働力から、子供に囲まれた幸せな生活まで搾取されて終わりです。


そもそも、模範的な国民像ってやつですか?そんなのこの情報化され、多様化した社会で受け入れられると思えません。

なんで政治家のじーさん達に生き方まで決められにゃならんのかと。


どんな生き方を選択しても子供を産み育てやすいと思えるような制度にして欲しいです。

専業主婦を選択する事だって悪くないじゃないですか。あれだって一つの社会的重労働ですよ?そのために控除はありだと思うんです。(まぁ政府はそこを市場化しようとしている訳ですが)


ただまぁ僕は今の仕組み自体、そもそも生き方制限されてますし、複雑すぎて国民をだまそうとしているとしか思えないので、もっとシンプルに変更して欲しいと思いますけどね。


所得税・住民税・健康保険・年金を全部やめて、消費税一本にするとかね。消費税も累進にできたら良いんですけど、徴収が大変だからなー。


後は多分、養育支援だとか介護補助なんかは直接の手当としては止めた方が良いんじゃないかなと思います。悪いやつが悪い事考えると思いますので。

インフラをきちんと整えて、国営・公営にするとかが良いのかな?
これも利権を生みそうで怖いですが(笑)。


まぁ他にもきっとこれだけじゃ色々問題も出るんだろうなぁ(笑)。税率もいくつになるか考えるとドキドキしちゃいます(笑)。単価で課税・非課税を線引きして、売上を2種類で管理とかしないと食料品も買えなくなりそうです。

でも結婚を前提にした生き方には縛られなくなりますよね。どんな生き方でも選択しやすくなると思いますし、マイノリティも不公平感を持たなくてすむかなーって。


取りあえず、こんなところで。

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