2014年6月29日日曜日

橋下流「更生プログラム」のニュースを見て

元ネタは以下の記事

「問題児」は“特別教室送り”…橋下流「更生プログラム」で波紋


僕は祖母が教師をやっていましたが、自分は教育現場は全く疎く、子供もおりませんのでそういったところからの認識も不足していますが、ちょっと意見を言っておこうと思います。


昔は学校教育と言えば現場任せだったと思います。
僕の子供のころもそうでした。

罰についても教師の独断に任せていたと思います。

僕が受けた一番印象に残っている罰は、自習時間にうるさかったとかうるさくなかったとかで教師+クラスメートと言い合いになり、教師の指示でクラス中から無視されたことがあります(笑)。


今これやったら大変な騒ぎになりそうですね。


昔はそれでも良かったんでしょうね。教師にある程度信頼があったから。


今はないでしょうね。教師の悪いニュース多いですからねぇ。


そして体罰問題やらモンペアやら出てきて、挙句の果てには、この記事にあるように子供が教師に向かって挑発ですか…。


そりゃまともな指導なんてできませんよね。



僕はまず、ここで橋元氏が提案したようなシステムを導入して、「基準をもって子供を縛る方法」は滑り止め戦略として留め置き、切り札として検討のみで終わらすべきだと思っています。

理由はまだやれる事があると思うからです。



学校現場の個別事案を考えれば、同じような条件でも、現場判断で白にも黒にもなるようなことって多いと思いませんか?

クラスメートを殴った子がいたとして、どっちが悪いかなんて事情聞いてみないと解りませんよね?


ではどうしたら良いか?



まず第一に教師の信頼回復。第二に教師の権限回復。第三に教師の人間的成長。


とりあえず、悪いニュースに関しては過去からの統計をとって、今の教師が昔に比べて本当に質が落ちているのかを確認します。

そして問題があるようなら対策を打つ。

例えば、生徒に対する性的な事案が多くなっていれば、それに対する罰則を規定するとか。

課題の洗い出しと、対策が見える形で行われれば、必ず信頼は回復します。


次に生徒が教師に直接逆らえない制度を敷くべきです。

問題回避のために救済措置は必ず必要ですが、生徒が簡単に教師に文句を言えるのは学校秩序を乱します。


そして、教師の人間的成長ですが、僕はこれは職員室に問題があるように思います。

昔は社会経験のない若手に教育を任せるのはどうかと思った事もありますが、基礎を教えるという事については若い時から従事したスペシャリストがいても良いかなと思いましたので、中間案を考えました。

もっと外部の様々な業界から社会経験者を教師として入れてはどうでしょうか?

多様な価値観を職員室に入れることで、良い効果が生まれると思います。

ちょっと前に橋元氏が外部から校長を入れていましたが、これだと体制と反発しますからね。ひらの教師が良いと思います。



まぁ、ほんとはマスコミ側も、面白がって教師の悪いニュースを垂れ流すだけじゃなくて、統計とってホントの所どうなのよ?と言うところを報道する気概を期待したいんですけどねぇ

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